これまでの練習法の失敗と現在の練習法

僕は考えたことをすぐに忘れてしまうので、メモがてら書いておきます。
この記事は後で書き直すかもしれません。

1.これまでの練習法の問題点
今までやってきた練習法の失敗は我流でやってきたことです。
我流というのはあまり資料を見ずに描くことです。
だから、この部分は「こうなってるはず」とか「たしかこうだったような」というような自分の中の思い込みで描いたりしていました。
また、うまくいっていない部分を「こうすればいいはずだ」とかと自分で考えて修正したりしていました。

数学の勉強にたとえると、解答を捨てて問題集を解いている様なものです。
解答がないので、答えを導き出しても自分の解き方や答えが正しいのかがわかりません。
効率的な勉強方法としてよく知られているのが、分からなかったら解答を見て解き方(考え方)を覚えるという方法があります。
しかし、解答を捨てているので自分で考えるしかなく、このような効率的な勉強法が出来ません。

これまでの練習を振り返ると、こんな感じでやっていました。
だから当然のように上達が遅く、全然うまくいきませんでした。


2.現在の練習法
上にも描きましたが、数学の効率的な勉強方法は解答を見て解き方を暗記することです。
これを絵に当てはめると、問題は自分が描きたい絵、解答はうまい人が描いた絵です。
なので、自分が描きたい絵に近いうまい絵を探して、その描き方を暗記するのが効率的です。

もう少し具体的に現在僕がやっているこの練習法を書いていきます。
まずは自分が描きたいポーズを思い浮かべます。
それに近い絵を探します。
その絵を自分の力だけで再構成できるように研究します。
(実際には僕は再構成まではやりませんが、必要な知識を得るように気をつけて見本絵を観察します。)
研究で得た知識を生かして自分の描きたい絵を描きます。

2chとかを見ると模写が重要ということがよく言われていますが、それはうまい人の描き方を得ることが出来るからです。
しかし、過去の自分がそうだったけど、線の一本一本をよく見比べて丁寧に模写をしても、ただ模写をするだけだとうまい絵が出来てそれで終わりという感じでした。
これは数学の勉強で考えると、解答を横に置いてそれをただ丸写ししてるようなものです。
解き方を覚えなければ意味が無いので、ただ写すだけでは効果がありません。
逆にいえば、模写ほど丁寧にやらなくとも、描き方を覚えられれば上達していけるということです。
だから最近の練習では見本絵から知識を得るように気をつけながら練習をしています。


3.技術と知識
絵を描くためには技術と知識が必要だと思いました。
技術というのは、例えば、「思い込みなく見たものを見たままに描く技術」とか「全体を見ながら部分を描く技術」とかです。
知識は、人間の描くパーツの比率や形などです。
上で描いた方法では知識は身につきますが、技術は身につきづらいです。

技術を身につける、というかどんな技術があるかを知るのに「脳の右側で描け」という本がおすすめです。
長々と書いてある本ですが、とりわけ「ピクチャープレーン」という考え方はかなり参考になりました。
うまい人ならば自然に出来ているのかもしれませんが、僕にとっては目からうろこが落ちました。
それまでは、今見ている風景を描くときに奥行きを描こうとすると「紙を突き破らないと描けないじゃないか」とかって考えていました。
でも「ピクチャープレーン」という考え方を知ってからは、カメラで写真にとってそれをトレスするように描けばうまくいくのかと思いました。
(※実際にカメラで撮るとかっていうたとえは本には載っていません。)
他にもいくつか必要な技術について描かれているので、読んでない人は図書館で借りるとかでいいので読んでみるといいと思います。

ただ、「脳の右側で描け」に載ってる上達前と上達後の顔の絵については注意が必要です。
ぱっと見るとすごくうまくなっているように見えますが、それは影がついているからうまそうに見えるだけです。
私はワークショップにいったわけではなくワークブックをやっただけですが、練習前と練習後でそれほど絵の実力が上達したとは思えませんでした。
だから「こんなにうまくなるんだ!」とかって考えてやると、少しがっかりするかもしれません。
それでも、どういったことに注意して描けばいいとか、どいういった技術があるかということがわかるので「脳の右側で描け」はおすすめの本です。


4.顔と体
どうでもいいことかもしれませんが、僕が今後「顔と体」について注意すべきことを書いておきます。

顔は精密さが重要でバリエーションは少ないです。
目や口などの顔のパーツは少しずれただけでも結構違和感が出ます。
なので結構慎重にパーツを置かないといけません。
ただアオリやフカンはありますが、バリエーションはそれほど多くないので、おそらくパターン化できればうまくいくはずです。

一方で体は精密さはそれほどではないが、バリエーションが多すぎます。
体はパーツの形には注意する必要がありますが、少しずれたくらいではあまり印象が変わりません。
ただバリエーションが多いので、立体的にパーツを把握するのがカギではないかと思っています。

まだ顔や体がうまく描けないので、この項目はあくまで現在の考えですが、おそらくこういう感じになっていると思います。