絵を描くとはメモ

絵を描くことについて考えようと思います。
ここでは模写やスケッチのような見本があってそれを描く場合を考えます。
想像で描くには記憶を組み合わせる必要があり、記憶で描くには見たものをそのまま描ける必要があります。
そのため記憶で描いたり、想像で描いたりするのは、見本がある状態で描けるようにならないとできない、いわば上級編です。
見本を見て描く手順は、絵を脳内に「入力」し、絵を脳内で「想起」し、絵を紙に「出力」します。
絵を描くにはこの3つの能力が必要です。
1つ目の入力では、見たものを見たままに入力することが求められます。
思い込みで「これはこうなっているはずだ!」とは考えず、見たものを見たままに描きます。
あるいは適当に省略して「これでいいか」とはせずに、細かいところまで見ることも必要です。
2つ目の想起では、動画像として考えたり記憶したりすることが求められます。
思考や記憶の方法として、文字・音声によるものと動画像によるものがあります。
例えばパスワードのような無意味な文字列の場合ならば文字で考えることが多いでしょう。
一方で小説のようなものならば脳内でキャラクターが動くのでしょう。
絵を描くにはこのような動画像での想起が必要です。
それも、細かいところまで、絵を描いている間中、脳内で思い浮かべておかなければなりません。
3つ目の出力ではきちんと絵を描けることが求められます。
例えば、直線や曲線が思い通りに引けることが必要です。
また、姿勢やペンの持ち方なども重要です。
全体のバランスをとりながら描くために、紙全体を見ながら描きたいところを見るというような、目の能力も必要です。

とりあえず、絵を描くことについて考えてみましたが、とりわけ動画像として「想起」する能力が欠けているので、小説を読んで状況を動画像で想像するなどして、まずは動画像で考えることに慣れたいです。
その後で、より詳細に想像したり、記憶したりしていきたいです。

追記:
そもそも言語・音声で考えているため動画像でイメージすることに慣れていません。
そのため何かをイメージすると揺らいでしまって、簡単な図形ですら同じ形を維持することが出来ません。
そこで、小説を読んで想像したり、自宅からコンビニまでの道のりを映像化してみたりと、動画像で考える訓練を数時間したら、あまり揺らがなくなりました。